水面の反射が 池にかぶさる木々の新緑に光をとばす やわらかになびくような 川の流れにゆらめく藍染の布のような 鏡をパタパタと反射させても あんな風にはならない まるで水の流れのひとつを きりとったみたい まとまる葉々の一つの面が スクリーンみたいに 見つめると そのきれいな川の水が 体の中に流れこんで すっと消えてゆく ひととおり それに心をゆだねて また歩く いとしい朝に
by aaak0
| 2011-05-20 01:11
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